【K-1】芦澤竜誠”血液型に合った食事”と 特練で進化「体の細胞が生まれ変わった。新たな俺」リベンジに自信
3月2日(火)、都内・PURGE TOKYOにて、3月21日(日)東京ガーデンシアターで開催される「K-1 WORLD GP 2021 JAPAN~K’FESTA.4 Day.1~」のフェザー級スーパーファイトに参戦する芦澤竜誠(PURGE TOKYO)が公開練習を行なった。試合では元K-1 WORLD GPフェザー級王者の村越優汰(湘南格闘クラブ)と対戦。芦澤は17年12月のK-1で村越に判定負けを喫しており、今回リベンジをかける。
公開練習では、サンドバッグを使って腹筋をしながら掌底で連打するという特殊な練習を披露した芦澤。これは木村ミノルのトレーナーとしても知られる矢口哲雄氏が考案した練習で、パンチを打つ時の体の固め方や腹筋の強化、そしてバランスを良くする効果があるそうだ。
芦澤が「やばい」と言うほどの過酷なトレーニングで、最近取り組み始めたようだが、「今後一生ずっと取り組んでいこうと思っています」と、その効果に手応えを掴んでいる様子だった。
芦澤は一度引退を表明したものの、昨年12月のK-1両国大会で島野浩太朗戦にKO勝利で復帰。復帰を決めてからはトレーニングに一途に取り組んでいる。
また、意識は食事面にも及び、自炊も始めた。「血液型に合った食べ物を食べてる。俺には俺に合った食べ物がある」と芦澤。
「血液型別食事法(Blood Type Diet)」は20年以上前に、アメリカの自然療法研究者、ピーター・ダダモが考案した健康とダイエットに向けた食事法だ。ダダモ博士は臨床データから血液タイプ別に体に向く食べ物、向かない食べ物を選別し発表。近年、海外医療では人種の遺伝子とライフスタイルからの治療が注目されるが、血液型別のこの食事法は日本では明確なエビデンスが無いとし賛否もある。
最近、再び注目されつつあるこの食事法、書物などでは、この理論は血液型により祖先の遺伝的特徴があり、それが代謝や肥満、アレルギーや病気に関する体質も影響を与えており、適した食事を選ぶとされる。
A型は農耕民族で穀物を分解する消化酸素が多い体質。肉類(鶏はOK)や乳製品を消化するのは得意ではなく野菜や果物、魚類が良しとされる。肉を食べると消化酵素が弱いため、肥満につながる可能性などもあるという。対してO型は肉類を消化する酸素を多く持つが、穀物の中では小麦やジャガイモは得意ではないなどと記される。
ちなみに芦澤はA型で農耕民族型だ。
芦澤は「炭水化物は白米と蕎麦以外は食べない。牛肉と豚肉は一切食わないっすよ」とのこと。血液型を別にしても動物性は鶏と魚、あとは野菜と穀物、一部フルーツというアスリートは多いので、この特殊とも言える食事法は問題ないだろう。元々の日本人が食べてきた食材が中心だ。
以前は「飯を食わないで酒で減量しようと思っていた」という状況だったが、「やっぱ料理とか、自分の体を作るものを自分で作るのが、それも格闘家かなって思ってきましたよ」と180度変わった生活をしているようだ。
トレーニングと食事で効果を実感しているという芦澤、村越に3年前に敗れているが「そもそも、3年前の俺は俺じゃないんですよ。3年前の俺はあれだったかもしれないけど、今の俺は別人なんで」とキッパリ。「人間って、体の細胞が1年とか2年で変わるじゃないですか? 筋肉とか肉とか皮とかは3年前の俺の体じゃないんですよ。もう新しいんですよ。俺は別人」と、良い食事とトレーニングでいい具合に細胞から変わった自分に対して自信満々に語った。
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