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【K-1】高梨knuckle美穂とMARIのリマッチ「必ずぶっ倒して白黒ハッキリつけて勝つ」(高梨)=7.17福岡

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2021/06/16(水)UP

高梨knuckle美穂(左)vsMARI

 7月17日(土)福岡国際センターで開催の『K-1 WORLD GP 2021 JAPAN』で対戦する高梨knuckle美穂(28=Y’ZD GYM)とMARI(26=ナックルズGYM)のインタビューが主催者より届いた。

 高梨は“knuckle”の異名通り、女子離れした強烈なパンチを武器にK-1グループのリングで活躍。昨年5月にKrushアトム(-45kg)級王座を手にし、その後ミニマム級(-48kg)へ階級を上げ王座返上。昨年9月にK-1本戦へ初参戦。元シュートボクシング王者のMIOを判定で下し、高い実力を証明した。

高梨knuckle美穂 (C)K-1

 今回対戦するMARIとは、今年3月の『K’FESTA.4 Day.2』で対戦し、高梨が延長判定2-1で勝利したが、笑顔はなく涙をこぼしていた。

「前回の試合が全然納得いく結果じゃなかったですし、打ち合いにも負けていましたし……自分の力を出し切れなかったことが心残りだったので、MARI選手が再戦を受けてくださって嬉しいです」という高梨。前戦を、少し時間が経ってから映像を見直し「全然実力を出せていなかったし、相手のリズムが全く読めてなくて、冷静さを失っていました」と振り返る。

強烈なパンチをMARIの顔面に叩き込む高梨(2021年3月)

 対戦相手のMARIについては「パンチが速かったですね。あと構えが結構変わるので、やりにくかったのはあります。でもパワーは私の方があるなって思いました。今回はもう思い切っていかないと選手としてダメだと思っているので、倒されてもいい覚悟で思いっきり前に出る気持ちでぶつかっていきます」と語る。

 試合に向け「次は逃げずに打ち合って倒したいので、そこをメインにジムで練習しています」と勝利に向け練習に打ち込んでおり「前回は自分が得意な打ち合いで押される場面もあって、すごく悔しかったです。自分の一番の武器を活かせない・攻撃を当てられなかったので、次は絶対自分がパンチを当てて倒します」と意気込む。

 最後にファンに向け「必ずぶっ倒して白黒ハッキリつけて勝ちたいと思うので、応援よろしくお願いします」と高梨はメッセージを送った。

MARI (C)K-1

 対するMARIは元NJKFミネルヴァピン級王者。15年、19年には『Girls S-cup』のメンバーに選出された実績を持ち、各団体の王者とも得意の右ストレートを武器に渡り合ってきた。前回の高梨戦がK-1グループ初参戦となる。

 前戦を「練習したことは出せたなと思います。高梨選手の動きに自分の動きが噛み合って、ペースは握れたかなと思いました」と振り返るMARIは、延長判定で敗れたことについては「自分では負けてはないかなと思いました。でも倒せなかったから自分の負けかなと思います。私は誰が見ても勝ったという圧倒的な勝ちを取るには、倒すしかないと思ってやっているので」と意気込む。

共に仕上がった肉体の高梨knuckle美穂、MARIの前戦での前日計量

 高梨の印象を「もっと蹴ってくるのかなと思っていたんですけど、パンチが来たので、やっぱりパンチが得意なんだろうなっていう印象です。でも、あのパンチじゃ私は倒れないです。逆に私が倒します」と話し、「前回は倒したくて力んじゃった部分があったので、力まずに倒せるパンチを練習します」と、今回は完全決着を狙う様子だ。

 高梨のインタビューなどでは、MARIに対し挑発的な言葉があったが、MARIは「私は口で言うのが得意じゃないので、全然言ってくれて構いません。“その分、試合で見とけよ”っていう感じですね」と精神力の高さも見せ、「いつも応援してくださるみなさま本当にありがとうございます。今回必ず見て楽しかった、面白い試合だったって言ってもらえるよう頑張るので、ぜひ現地まで応援に来て頂けると嬉しいです。よろしくお願いします」とファンにメッセージを送った。

 果たして、両者がともに”倒しに行く”と意気込むリマッチで勝利を手にするのはどちらか。

☆この大会の決定対戦カード、チケット、スケジュールはこちら

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