【J-NETWORK】大竹将人、笹谷との3度目の対決も制し王座防衛
J-NETWORK
「J-KICK 2014 ~The sign of brave heart~ 1st」
2014年3月29日(土)東京・後楽園ホール
▼メインイベント(第12試合) J-NETWORKウェルター級タイトルマッチ 3分5R
○大竹将人(TARGET/J-NETWORKウェルター級王者、WPMF日本ウェルター級5位)
判定2-0 ※48-48、49-48、49-48
●笹谷 淳(TANG TANG FIGHT CLUB/J-NETWORKウェルター級1位/挑戦者)
※大竹が2度目の防衛
両者は2011年10月にタイトルマッチで対戦。当時は現在とは立場が逆で笹谷が王者であり、大竹が挑戦者の立場。首相撲からのヒジ、ヒザで大竹が圧勝してタイトルを奪った。翌2012年11月の再戦でも大竹が勝利し、初防衛に成功している。3度目の対決を制するのは大竹か、笹谷か。
1R、サウスポーの笹谷は左ミドル、左ハイと蹴り技で積極的に前に出る。どっしり構える大竹は右ミドルを返すも後手に回ってしまう。2Rには笹谷が牽制の蹴りからパンチにつないで距離を潰し、追い込む場面も。しかし、3Rになると大竹が右ミドル。首相撲で何度か笹谷をこかして優位を印象づける。
4Rには大竹が接近戦からのヒジでカットを呼び込み、笹谷にドクターチェックが入る。5R、手数が減った笹谷に対し、大竹はジャンピングヒジ。さらに組んで笹谷に主導権を握らせないまま試合終了。
判定2-0の僅差で勝利し2度目の防衛に成功した大竹は、「J-NETWORKのタイトル以外獲ったことがないので狙っていきたい」とし、笹谷には「4度目はやりたくないのでお酒で勝負しましょう」と戦い終わってノーサイドをアピールした。
▼セミファイナル(第11試合) 58kg契約 3分3R
○小山泰明(建武館/J-NETWORKフェザー級王者)
判定3-0 ※29-28、30-28、30-27
●家元智明(シルバーウルフ/RISEフェザー級3位、2011年RISING ROOKIES CUPスーパーフェザー級優勝)
小山は2012年8月に佐藤政人を破り、J-NETWORKタイトルを獲得。翌年8月にはリョウ・ペガサスにTKO勝利し、初防衛に成功している。対する家元はRISEを主戦場にし、2011年RISING ROOKIES CUP(新人王トーナメント)スーパーフェザー級で優勝。今回がJ-NETWORK初参戦となる。
小山が1Rからロー、ミドルと先手の攻撃。家元はワンツーを当てるも後手になり気味。2Rには、小山に右ストレートをクリーンヒットさせ仰け反らせる場面も。3R、積極的に手数を出す小山が狙いすました左ハイでダウンを奪う。
立ち上がる家元だが、巻き返しにつながる攻撃の場面を作れないまま試合終了。判定勝ちした小山は「自分の強さ、J-NETの強さ、建武館の強さを証明していきたいです」と他団体への出撃をアピールした。
▼第10試合 ヘビー級 サバイバルマッチ1 ※ヒジなし
○アレックス・ロバーツ(空柔拳会館/J-NETWORKヘビー級1位、MA日本ヘビー級王者)
KO 1R2分11秒
●訓-NORI-(のり/team歌舞伎龍)
今年1月に楠ジャイロを破り、MA日本ヘビー級王座を獲得したアレックス。1Rから梶原龍児の愛弟子の訓-NORI-を強烈な右ミドルで後退させる。訓-NORI-もパンチ連打を返していくが、右ハイを食らいダウン。1度は立ち上がったものの再び右ハイでダウンを喫し、アレックスが秒殺KO勝ち。楠が保持しているJ-NETヘビー級タイトル挑戦をマイクで語った。
▼第9試合 J-NETWORKライトヘビー級初代王座決定トーナメント 一回戦 サバイバルマッチ1
-臼井憲史(はまっこムエタイ/J-NETWORKヘビー級10位)
試合中止 ※臼井が練習中のケガで欠場、試合は延期
-木村秀和(HALEO TOP TEAM/J-NETWORKヘビー級2位、WPMF日本クルーザー級4位)
▼第8試合 J-NETWORKライトヘビー級初代王座決定トーナメント 一回戦 サバイバルマッチ1
○大治ZLS(チームゼロス/J-NETWORKヘビー級4位、RISEライトヘビー級6位)
判定3-0 ※29-28、29-28、30-27
●KONZISI BADBOY(KUNISNIPE旭)
新設されたライトヘビー級(79.38kg以下)初代王座決定トーナメント一回戦。大治はこれまでの8勝のうち6KOという高いKO率を誇り、KONZISIは3戦3勝でトーナメントメンバーに大抜擢された19才の大型新人。
開始のゴングとともに激しい打ち合いを見せる両者。KONZISIは左右フックからバックハンドブロー、大治はジャブからの右ロー、右ストレートで対抗。
2R開始間もなく大治が右ストレートでダウンを奪う。だがKONZISIは打たれながらも前へ出続ける。最後まで両者一歩も譲らず激しい打ち合いを見せたが、ダウンを取った大治に軍配が上がり決勝進出が決まった。
▼第7試合 J-NETWORKフェザー級次期王者挑戦者決定トーナメント一回戦 サバイバルマッチ1
○久世秀樹(RANGER品川/J-NETWORKフェザー級2位、WINDY SUPER FIGHTフェザー級王者、WPMF日本フェザー級2位)
延長判定3-0 ※三者とも10-9
●鷲尾亮次(レグルス池袋/J-NETWORKフェザー級8位)
※本戦は29-30、30-29、29-29
今大会のセミに登場した小山泰明の保持するベルトを目指し、J-NETWORK同級ランカー4名によって行われた次期王者挑戦者決定トーナメント一回戦。久世がロー、鷲尾がパンチを主体とした攻撃で両者一歩も譲らず延長戦に突入。ここで久世が右ストレートでダウンを奪い、延長戦を制した。
▼第6試合 J-NETWORKフェザー級次期王者挑戦者決定トーナメント一回戦 サバイバルマッチ1
○八神剣太(レジェンド横浜/J-NETWORKフェザー級4位)
判定3-0 ※29-26、29-26、29-27
●山元幸也(アカデミア・アーザ/J-NETWORKフェザー級6位)
左ミドルと左ストレートで攻める山元に対し、八神はフェイントからの右ストレート。3Rに八神が得意のバックスピンキックでダウンを奪い、決勝戦進出となった。
▼第5試合 ライト級 サバイバルマッチ1
○雷電HIROAKI(スクランブル渋谷/J-NETWORKライト級10位、REBELS-MUAYTHAIライト級4位)
判定3-0 ※三者とも30-28
●服部浩典(S.F.K/J-NETWORKライト級9位)
▼第4試合 バンタム級 サバイバルマッチ1
○小野剛史(S.F.K/REBELS55kg級9位)
判定3-0 ※29-27、30-28、30-28
●千吉良恭平(リーブルロア/J-NETWORKバンタム級9位)
▼第3試合 63kg契約 3分3R ※ヒジあり
○威紅狼(いくろう/アカデミア・アーザ/J-NETWORKスーパーライト級9位)
TKO 2R1分31秒
●武雄(リアルディール)
▼第2試合 スーパーバンタム級 3分3R ※ヒジあり
○出口優佑(WSRフェアテックス)
TKO 1R1分50秒 ※レフェリーストップ
●小崎貴誠(おざき・よしのぶ/リアルディール/J-NETWORKバンタム級10位)
▼第1試合 ライト級 3分3R
○宮地謙太朗(GET OVER)
判定3-0 ※三者とも28-27
●小林米仁(アカデミア・アーザ)
▼オープニング第2試合 63kg契約 3分3R
△大野 翔(FLAT UP)
ドロー 判定1-0 ※29-29、29-29、30-29
△千野陽祐(Kインター柏)
▼オープニング第1試合 フライ級 3分3R
○穂波 楓(ほなみ・かえで/TANG TANG FIGHT CLUB)※デビュー戦
KO 1R1分1秒
●坂元浩一(Kインター柏)
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