【ムエタイオープン】壱・センチャイジム、右フックでタイ人を衝撃KO!スーパーバンタム級王者に
▼第12試合MuayThaiOpen バンタム級王座決定戦3分5R
●矢島直弥(TSKJapan)
判定1-2 ※49-48、48-49×2
〇イティポン・シット.ポーチョーウォー(ノーナクシンジム)
※イティポンが新王者となった
矢島はWPMF王座をはじめ、蹴拳ムエタイ初代フライ級王座などを獲得したベテラン。NARIAGARIの主軸として第1回大会で注目されるも、ブレイキングダウンにも参戦するとしぞうに判定で敗北。24年3月は病気欠場の心直の代わりに出場した安尾瑠輝にKO負け。7月は心直にKO負けとなった。昨年11月はムエタイオープンで馬上一樹から判定勝ちを奪い再起した。バンタム級王座決定戦でイティポンシット・ポーチョーウォーを下し、MuayThaiOpenバンタム級のベルトを腰に巻くことができるのだろうか。
1R、矢島は圧をかけていくも、イティポンのカーフキックでバランスを崩してしまう。だがさらに踏み込んだ矢島は、カーフキックを次々と決めていく。イティポンは右ストレートから組んで転倒させる場面もあった。
2R、前へ出る矢島は、カーフキックから右のロングフック。イティポンは前蹴りや素早い蹴りで対応する。それでも矢島は前へ出てボディ打ち連打。ややイティポンの動きが止まる時もあった。
3R、イティポンは矢島が前に出てくるとミドルキックで応戦。これが何回も入るが、矢島は怯まず前へ。するとイティポンは組んでのヒザ蹴りで中間距離を避ける形に。ボディのダメージは回復しているようで、ミドルキックを徹底した。
4R、矢島は前へ出るも、イティポンは前蹴り、ミドルキックで応戦。さらに首相撲からのヒザ蹴りのパターンを繰り返す。矢島はサウスポー構えになり、フックを放つもなかなかヒットしない。矢島は打開策を見つけたいところだが、パンチで捉えきれなかった。
5R、開始のゴングとともにパンチををラッシュする矢島。イティポンは前蹴り、ミドルキック、首相撲でこれを止めにかかる。それでも矢島は、左右フックでKOを狙い続ける。明らかに逃げに入るイティポン。追いかける矢島。勝負は判定となり、イティポンが2-1のスプリットで勝利。新王者となった。
▼第11試合MuayThaiOpen ライト級王座決定戦3分5R
〇弘・センチャイジム(センチャイムエタイジム)
判定3-0 ※49-47×3
●新田宗一朗(クロスポイント吉祥寺)
※弘は新王者となった
弘(こうた)・センチャイジムは、3連敗して苦しんだが昨年11月に浅川大立を判定で下して復活をアピールした。一方の新田(あらた)はINNOVATIONスーパーフェザー級王者の肩書きを持ち、甘いマスクながら、RIZINやK-1 GROUPなど他団体へ積極的に参戦。24年6月にはONE Championshipに初参戦し、判定負けながらジャン・ジンフーとダウンを奪い合う激闘を見せた。8月はKNOCK OUTで山本太一を1RTKOで倒し、MuayThaiOpenライト級タイトルを狙う。
1R、弘は圧をかけて新田を下がらせると右カーフキックを蹴っていく。下がりながら左ローキック。ミドルキックで蹴り分けた新田は、後半に入ると圧をかけ返してカーフキックをヒットしていった。
2R、ここは序盤からジャブとカーフキックで距離の取り合い。新田は弘の蹴り足をキャッチすると軸足を払いで転倒させる。さらに新田はボディ打ち連打で優位に立つも、今度は弘がミドルキックを放ち逆襲した。
3R、弘はここが勝負と見たのか、前へ出てヒジ打ちからフック、ヒザ蹴りと猛攻を仕掛ける。新田は左右フックを振り回すも不発。弘はカーフキック、ヒザ蹴りと一気に畳みかけた。
4R、ここでも弘は前へ出て、フックからローキック、ヒザ蹴りとコンビネーションで攻で立てる。新田はヒザ蹴り、フックで迎え撃つも勢いは止められず。弘はヒジ打ちから組んでのヒザ蹴りと完全に試合を掌握した。
5R、弘は前へ、新田は左右フックを放つも、空振りが目立つ。弘は的確なパンチから蹴りにつなげる。新田は逆転を狙うパンチを繰り出すも、クリーンヒットはしない。弘は冷静に攻撃を当てていき、勝負は判定へ。3-0で弘が勝利し、ライト級新王者となった。
<その他の試合結果>
▼第10試合58kg契約3分3R
〇稔之晟(マイウエイスピリッツ)
判定3-0 ※30-28×2、30-27
●チャイヤンレック・モーコーチョーチェンマイ(タイ)
▼第9試合63.5kg契約3分3R
●錦和道(FIGHTBASE都立大)
TKO 2R 2分37秒 ※左フック→レフェリーストップ
〇テレカ(NEXTLEVEL渋谷)
▼第8試合67kg契約3分3R
●中村漣(BOUNCER GYM)
判定1-2 ※30-28、28-29×2
〇オム・ソンチョル(韓国)
▼第7試合フェザー級2分3R
〇駒木根稔和(TSKJapan)
TKO 2R 0分31秒 ※左ミドルキック→レフェリーストップ
●渡辺悠斗(センチャイムエタイジム錦糸町)
▼第6試合47kg契約2分3R
〇大久保 海成(橋本道場)
判定3-0 ※29-28×3
●姉帯心(ノーナクシンジム)
▼第5試合40kg契約2分3R
〇宮城壮一朗(FREEDOM@OZ)
判定3-0 ※30-28×2、30-27
●浦田七斗(CLIMB GYM)
▼第4試合32kg契約2分3R
〇川原さくら(橋本道場)
判定3-0 ※29-28、30-29、30-28
●小貝春喜(拳伸ジム)
▼第3試合70kg契約2分3R
〇志賀野真人(TSKJapan)
TKO 2R 1分03秒 ※パンチ連打→セコンドからタオル投入
●神山 聖(トイカツ道場)
▼第2試合34kg契約2分3R
△林田 海(橋本道場)
判定1-0 ※30-29、29-29×2
△富高蒼大(CLIMB GYM)
▼第1試合28kg契約2分3R
〇鈴木翔大(CYCLONE GYM)
判定3-0 ※30-28×3
●佐藤蒼壬(CLIMB GYM)
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