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大和哲也に最大の試練到来!
ムエタイMVPがやって来る

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2015/05/08(金)UP

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▲世界2冠王となった大和哲也(左)がムエタイの超強豪ゴーンサック(右)と対戦する大一番

ニュージャパンキックボクシング連盟
「NJKF2015 3rd」
2015年5月10日(日)東京・後楽園ホール
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 毎回好カードがラインナップされるNJKFの後楽園ホール大会。今回も注目のカードが並んだ。

 メインイベントでは、世界2冠王の大和哲也(大和ジム)がラジャダムナンスタジアム認定スーパーフェザー級9位ゴーンサック・PKセーンチャイムエタイジム(タイ)を迎え撃つ。

 大和は昨年10月、サゲッダーオ・ペットパヤタイ(タイ)をヒジでTKOに葬り、WBCムエタイ世界スーパーライト級王座を奪取。今年3月にはケビン・ロスを同じくヒジでTKOに降し、Lion Fight世界スーパーライト級王座も獲得した。

 しかし、今回対戦するゴーンサックは、その2人よりも強敵。ルンピニースタジアムのフェザー級とスーパーフェザー級の2階級を制覇し、2010年にはタイのスポーツマスコミ協会が選定する年間最優秀選手賞(ムエタイMVP)を獲得。プロムエタイ協会フェザー級王座、WMC世界スーパーフェザー級王座も獲得している。

 得意技は左ミドルキックで、日本でもお馴染みのポンサネー、シントンノーイ、パコーン、ジョムトーン、ノンオーらから勝利を収めており、2014年には日本で梅野源治とタイトルマッチを行った現ルンピニースタジアム認定スーパーフェザー級王者ペットモラコットとは引き分けている。

 スーパーライト級の大和は体格的には有利とはいえ、ゴーンサックの左ミドルを防いでヒジ、パンチの距離で戦うことが出来るかどうかが最大のカギとなるだろう。左ミドルをどう防ぐか。または、肉を斬らせて骨を断つ戦法であえて受けてから攻撃するか。大和の戦略が見どころだ。

▲健太(左)と大和侑也(右)の日本人エース同士の潰し合い

 セミファイナルでは、WBCムエタイ日本統一ウェルター級タイトルマッチとして、王者・健太(E.S.G)に元王者・大和侑也(大和ジム)が挑戦する日本人頂上対決が実現。

 健太は長年にわたりNJKFのトップに君臨、今回が52戦目となる。全ての技を使いこなすオールラウンダーだが、特に右ストレート、ハイキックが強い。また、ゲーオ・フェアテックスの額を切り裂いたヒジも持つ。

 大和は昨年2月、T-98にWBCムエタイ日本統一ウェルター級王座を奪われ、11月にはテヨンにKO負けを喫するなど不調だったが、今年2月にはNJKFウェルター級王座に返り咲いた。兄貴分の大和哲也同様、パンチのコンビネーションを得意とする。

 両選手とも高い攻撃力を持っており、一瞬の油断がKOにつながりそうだ。最近の健太は首相撲で相手の体力を削っていくことが多く、首相撲で大和が押されないことが勝利の条件となるだろう。

▲NJKF王者・悠矢(左)とRISEランカー・野辺(右)の異色対決

 注目の日本人対決がもう一試合。2月大会でINNOVATIONスーパーフェザー級&REBELS 60kg級王者の町田光を破った、NJKFスーパーフェザー級王者・悠矢(大和ジム)が、RISEからの刺客・野辺広大(1-siam gym)を迎え撃つ。

 悠矢は昨年9月にKO勝ちでNJKF王者となったハードパンチャーで、打ち合い上等のスタイル。対する野辺は蹴り技を得意とし、現在6連勝中のRISEが誇るスーパールーキーだ。

 打ち合いに持ち込んで悠矢が野辺のペースを乱すか、それとも野辺が蹴りで悠矢を封じ込むか。両者とも勢いに乗っていることから、激しい試合が期待できそう。

 また、NJKFスーパーライト級とNJKFスーパーバンタム級の王座決定戦も行われる。スーパーバンタム級王座決定戦に出場する波賀宙也(立川KBA)は首相撲とミドルキックを得意とするテクニシャンで、同タイトルの元王者。一度は失った王座を取り戻しにいく。

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