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因縁の再戦実現か! ホリフィールドがタイソンと再戦迫る「これ以上の言い訳は無用だ、準備はできている」

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2020/12/02(水)UP

ホリフィールド(左)とタイソン(右)因縁の二人の3度目の対戦はあるのか?

 11月29日(日・日本時間)に米ロサンゼルスのステープルズ・センターで”世紀のエキシビションマッチ”としてボクシング元世界4階級制覇王者ロイ・ジョーンズ・Jr(51=米国)と対戦したボクシング元統一世界ヘビー級王者マイク・タイソン(54=米国)。

 タイソンはジョーンズを相手に終始積極的に攻め、結果はドローに終わったものの、15年ぶりに復帰したリングで2分8ラウンドを戦い抜いた。試合後の会見で、このエキシビションマッチを継続的に行う意思があることを語っていたが、その対戦相手として、プロボクシング元世界ヘビー級とクルーザー級ともに3団体(WBA・WBC・IBF)制覇した王者イベンダー・ホリフィールド(58=米国)が名乗りを挙げている。

ホリフィールドとモハメド・アリの貴重なツーショット。「「危険を冒す勇気のない人間は、人生において何も成し遂げることができない」とアリの名言が。(ホリフィールドのインスタグラムより)

 タイソンのエキシビションマッチ実施の発表からその対戦相手の候補として既に名前が上がっていたホリフィールド。
 本日12月2日の声明で「私の側はこれまで対戦実現に向けて努力してきたが、(タイソン側からは)言い訳しか出てこなかった。私との対戦を考える前、なぜ彼が準備するための前哨戦を必要としたか、今は理解できる」といい、「これ以上の言い訳は無用だ。我々二人のレガシーの為にも、この対戦は行わなければならない。土曜の夜(タイソンvsジョーンズ戦の日)、あなたは私と戦う準備はできたと言った。契約書にサインしてリングに上がれ、タイソン。世界は待っている。君が答える番だ。私の準備はできている」と、早期の対戦を詰め寄った。

ジョーンズと対戦したタイソン(右)。次戦はさらにレベルアップすると話している。

 タイソンは今回のジョーンズ戦で約1000万ドル(約10億円)のファイトマネーがあると報じられているが、一方のホリフィールドはタイソンと対戦する場合、ファイトマネーが2500万ドル(約25億円)以上でないとリングに上がらないと公言している。その為、もしこの対戦を実現させるには、金銭的な交渉が大きな鍵を握るだろう。

 タイソンはジョーンズ戦後、ホリフィールドとの対戦を質問された際「イベンダーは私と直接話すべきだ。そうでないとうまくいかない」と答えているが、今回の声明はメディアを通した公の場での二人の“交渉”なのかもしれない。

 二人は199611月の初対決で、タイソンが下馬評で圧倒的に不利だったホリフィールドに敗れ王座陥落。翌976月のダイレクトリマッチでは、ホリフィールドの度重なるクリンチとバッティングにキレたタイソンが試合中にホリフィールドの耳を噛み切るというボクシング史上最悪の事件となった。

 あれから約25年の月日が流れ、因縁の二人は三度リングで対峙するか、世界中が注目している。

▶︎次ページは、ホリフィールドがインスタグラムに掲載したミット打ち動画、58歳の肉体とは思えない筋肉の隆起!

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