【RIZIN】顎骨折から1年ぶり復活の佐々木憂流迦、フィジカル強化で驚き「自分、こんなに強かったっけ?」
12月31日(木)さいたまスーパーアリーナにて開催される『Yogibo presents RIZIN.26』に出場し、RIZIN MMAルールで瀧澤謙太(26=フリー)と対戦する佐々木憂流迦(31=Serra Longo Fight Team)が22日(月)都内にて、公開練習を行った。
佐々木はサブミッションを武器に、UFCなどで戦績を積み上げ、18年の大晦日にRIZINに初参戦し、後にRIZIN王者となったマネル・ケイプに判定で下す電撃デビュー。しかし、その後は、19年の7月には石渡伸太郎にノースサウスチョークで一本負け。さらに、19年10月に朝倉海にパンチでTKO負けするなど、波に乗れていない。海戦で顎骨折の大ケガを負い、大晦日は1年2か月ぶりの復帰戦となる。
公開練習では、2分間のミット打ちを披露した佐々木。長いブランクから復帰する現在の心境を尋ねると「思ってたよりも落ち着いているというか、1年ちょっと振りなのでもっとソワソワすると思っていたが、前と変わらずという感があります」と落ち着いた様子。
復帰戦を迎えるにあたり「完全にフィジカル面は強くなったと思っています。そこの部分はかなり強化されたと思います」と胸を張る。
リバーサルジム新宿Me,weで専門トレーナーに来てもらいながら、フィジカルを強化してきた。 その他にも「SONIC SQUAD、五味隆典さんのジム、打撃は久保優太さんのところに行っています」と様々なジムに“出稽古”しながら鍛錬を積み重ねてきたという。
![](https://efight.jp/wp-content/uploads/2020/12/sasaki01-320x374.png)
顎骨折で手術を受けた佐々木憂流迦(自身のSNSより)
その成果は「スパーリングをしてみた感覚、フィーリングも“自分、こんなに強かったっけ?”というくらい変わった」と、その進化をアピールした。
対戦相手の瀧澤は、打撃に定評があるストライカー。前戦では、扇久保博正にハイキックでペースを掴まれ敗れてはいるものの、力量は示した選手だ。「ある程度イメージは出来ていて、試合展開もイメージが固まって来ています。あとは触ってみて、打撃と組みが強いのかという所だと思います」と、対策は十分に進んでいると話した。
復帰を目指した佐々木を奮い立たせたのはファンからのメッセージであった。「顎の骨を折った時に、(メッセージで)“自分も辛いことがあった”と具体的な内容を貰ったりすると、自分の怪我なんて人生で大したことないじゃんって。練習が出来なくてナーバスになり、もどかしくてイライラする時期もあったんですが、“リングでまた見たい”と背中を押すような言葉を貰って、助けになりました」と周りの支えもあり、復帰戦に漕ぎ着けた。
今後の展望については「戦いたい相手は、自分が負けてる二人(石渡伸太郎、朝倉海)です。二人にはリベンジしたいです。あとRIZINに出た目的、堀口恭司選手とやりたいというのは変わらずです」とこの試合を勝利して、更なる高みを目指すとした。
また、ファンには「1年ちょい振りに帰ってくることが出来ました。皆さんの声があってリングに立つことが出来るので、そこから盛り上げるので応援の程よろしくお願いいたします」とのメッセージを送った。
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