【RISE】那須川龍心、“超技術戦”を制し塚本望夢にリベンジ成功!
RISEクリエーション『RISE WORLD SERIES 2024 OSAKA』
2024年6月15日(土)エディオンアリーナ大阪
▼第10試合 フライ級(-51.5kg)3分3R延長1R
〇那須川龍心(TEAM TEPPEN/同級1位)
判定2-1 ※28-29、30-29、29-28
●塚本望夢(team BONDS/同級3位)
両者は昨年2月にRISE NEW WARRIORS フライ級(-51.5kg)トーナメント準決勝で対戦し、塚本が3-0の判定勝利。今回は2度目の対戦となる。
那須川は22年8月よりフライ級に階級を下げ平山龍馬、吉田亮汰朗、KOUJIROに勝利。23年2月大会で塚本に激闘の末判定負けも、相沢晟、JIN、龍太郎、そして今年3月に松本天志を破って4連勝中。昨年の大晦日にはRIZINでMMAに初挑戦し、シン・ジョンミンにパウンドでTKO勝ちを収めた。
対する塚本は初代DEEP☆KICK -51kg王者の肩書きを持つ。前述の通り、昨年2月に那須川を破るも決勝は松本天志に敗北。しかしその後は山川敏弘、酒井柚樹、JINを下して3連勝中だ。
試合は1R、ジャブ、ロー、前蹴りでムエタイ式に立つ塚本に那須川は右ストレート、左フックとパンチ中心で組み立てる。塚本は縦蹴り、バックブローと放つが、那須川は当てさない。塚本は細かなボディ打ちをヒットさせる。
2R、塚本がジャブからボディ打ちで攻めると、これに那須川はヒザで対抗。そこから塚本はサウスポーにスイッチし左ミドルを当てていく。ラウンド終盤、塚本はフットワークし那須川から距離をあける。
3R、塚本はオーソドックスとサウスポーを使い分け、ボディブローと左ミドル。那須川も飛びヒザを放ち、パンチから蹴りで塚本と交戦。両者最後までコンビネーションを交錯させ、一進一退のまま試合を終える。
判定は29-28(塚本)、30-29(那須川)、29-28(那須川)と僅差の2-1で那須川。アマチュアとプロで2敗を喫した塚本にリベンジした。
マイクを取った那須川は「次のタイトルマッチの次期挑戦者決定でいいですかね。見たいですよね?」と王者・数島とのタイトルマッチ、そして自身の出演番組と兄・天心の来月の試合をアピールした。
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