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【K-1】優勝の卜部功也、階級転向&二階級制覇を宣言

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2016/09/20(火)UP

優勝から一夜明け、次なる目標を語った卜部功也

 9月19日(月・祝)東京・国立代々木競技場第二体育館にて開催された『K-1 WORLD GP 2016 IN JAPAN ~スーパー・フェザー級世界最強決定トーナメント~』の一夜明け会見が、20日(火)都内で行われた。トーナメントで優勝を果たした初代同級王者・卜部功也(K-1ジム・チームドラゴン) が出席し、勝利の喜びと今後について語った。

「厳しいトーナメントを勝ち抜けて嬉しいです」と挨拶した卜部。「4月の日本トーナメントで負けて、今までにないくらい悔しかったです。自分自身、何か変わらないとこのままでは世界トーナメントで勝てないと思っていたので、練習量、ウェイトの量、ミットの打ち方も全部変えて、自分の可能性を信じてトレーニングしてきました」と、努力が実を結んだことを喜んだ。

 試合には先手必勝&短期決着を心掛けて臨んだという卜部。初戦の相手は2014年に敗れた因縁の相手カリム・べノーイであったが、卜部は攻めの姿勢を崩さず完勝を収め、リベンジに成功。「やはりべノーイ選手はタフ。なるべく攻撃をもらわず一方的に攻めることに集中しました。ここで勝てば、あとは勢いでいけると思っていました」と振り返った。

パウロ・テバウ(右)との準決勝で鋭いパンチを繰り出す卜部(右)

 さらに、この試合で「パンチの打ち込みをかなりやってきたので、その手応えを感じました」と自信を深めた様子。その言葉通り、続く準決勝では強打者パウロ・テバウ、決勝では大雅を左ストレートでKOした。

 その決勝で戦った大雅は4月の日本代表決定トーナメント決勝で敗れた相手。「大雅選手は一番勢いもあって、決勝に上がる可能性が高いと思っていました」と卜部。大雅との決勝を見据え、初戦と準決勝は足へのダメージを回避するために、ローキックを極力温存していたという。

 想定通り迎えた大雅との決勝では、左ローを徹底的に蹴り、接近戦を展開。「作戦通りです。距離を詰めて大雅選手の間合いを作らせないようにしました」と話した。

真剣な面持ちでコメントする卜部

 トーナメントを制したことで、兄の弘嵩が保持するK-1 WORLD GPスーパー・フェザー級王座への挑戦権を手にした卜部だが、会見で挑戦権の辞退を発表。理由については「やはり兄弟という気持ちもありますし、何より僕自身が-60kg(スーパー・フェザー級)が厳しいと思っていました」と説明した。

 さらに「もうこの階級でやる気は無いです。もっと高みを目指します」と続ける卜部。「次の目標は二階級制覇です。2月のライト級(-62.5kg)トーナメント出場を目指します」と明言した。

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