
スピードあるパンチを叩きつける玖村
2月16日(土)東京・後楽園ホールで開催される『Krush.98』の第6代Krushスーパー・バンタム級王座決定トーナメント・決勝戦で、第2代バンタム級王者・軍司泰斗(20=K-1ジム総本部チームペガサス)と対戦する、玖村将史(20=K-1ジム五反田チームキングス)が都内で公開練習を行った。
玖村はNJKFバンタム級で4位まで浮上した後、Krush参戦後は無敗の快進撃を続けている。

自分のスタイルで完封すると宣言
1Rのミット打ちによる公開練習ではパンチのコンビネーションから右ミドル、さらに飛びヒザ蹴りも披露するなど軽快な動きで好調をアピールした玖村。
準決勝では、K-1王者の武尊や武居由樹と激闘を繰り広げたビクトー・サラビアと対戦した玖村。アウトボクシングに徹して勝利したが「「Krushではみんなガンガン攻め合うんで、今までの戦い方はそれに合わせて戦ってたんですけど、逆にああいうふうに徹底してやったら、思ったよりKrushでも通用するなと思った」と、収穫があったと語る。

1回戦では1Rに左フックでダウンを取ってそのままKO勝ち
今回の決勝・軍司戦でも「サラビア戦と同じように次の軍司戦もしっかりポイントを取りながら、相手に何もさせず、自分だけ攻撃を当てる試合をしようと思います」と完封勝利を予告した。
軍司はコメントで「1Rからバチバチに倒しに行く」と宣言していたが、玖村は「「今回は打ち合うつもりはない。相手がガンガンきたら上手くいなします。今は久保優太選手にも教えてもらっていて、優太さんみたいな完璧なスタイルで、当てさせずに当てる戦い方で勝とうと思ってます」と、打ち合いには付き合わないという。。
「格闘技は体だけじゃない。キックボクシングはトータルで戦うスポーツなんで、トータルで上回って勝ちます」と、パワー自慢の軍司には総合力で勝つと宣言した。

大阪時代は兄と二人、公民館で練習していた。地方出身選手として決勝の舞台へ
軍司はK-1アマチュア→K-1甲子園→KrushチャンピオンとK-1のピラミッド構造を駆け上がってきた選手。
玖村は「軍司選手は順調にK-1のピラミッドを上がってますけど、僕は地方から上京してきて、地方の選手がK-1の世界チャンピオンになることは、みんな目標。それを自分がみんなに分からせてあげて、どんどん地方からも選手が増えてくれたら、もっと格闘技も盛り上がっていくと思う」と地方からトップを目指す選手たちに希望を与えると意気込んだ。
【大会・チケット情報】 2・16 Krush実行委員会「Krush.98」2019年2月16日 (土)
主催 |
Krush実行委員会 |
大会名 |
「Krush.98」 |
開場開始時間 |
開場17:00 本戦開始18:00
※本戦開始前にプレリミナリーファイト予定 |
開催場所 |
東京・後楽園ホール |
チケット料金 |
SRS席18,000円
RS席10,000円
S席8,000円
A席6,000円(前売り完売)
※当日座席券は各500円アップ
※小学生からチケットが必要 |
チケット販売 |
K-1.SHOP
チケットぴあ
イープラス
ローソンチケット
後楽園ホール5F事務所(店頭販売)
グッドルーザー(電話予約) |
問合せ先 |
グッドルーザー:tel=03-6450-5470
≫Krush公式サイト |
対戦カード |
▼第9試合 メインイベント 第6代Krushスーパー・バンタム級(55kg)王座決定トーナメント決勝 3分3R延長1R
軍司泰斗(K-1ジム総本部チームペガサス)
vs
玖村将史(K-1ジム五反田チームキングス)
▼第8試合 セミファイナル スーパー・フェザー級(60kg)3分3R延長1R
レオナ・ペタス(THE SPIRIT GYM TEAM TOP ZEROS)
vs
朝久泰央(朝久道場)
▼第7試合 スーパー・フェザー級(60kg)3分3R延長1R
剣闘士“俊”(K-1ジム総本部チームペガサス)
vs
里見柚己(K-1 GYM横浜infinity)
▼第6試合 初代Krushクルーザー級(90kg)王座決定トーナメント一回戦Bブロック 3分3R延長1R
愛鷹 亮(力道場静岡/Bigbangヘビー級王者)
vs
RUI(K-1ジム蒲田チームキングス/RISING ROOKIES CUP 2014ミドル級優勝)
▼第5試合 初代Krushクルーザー級(90kg)王座決定トーナメント一回戦Bブロック 3分3R延長1R
OD・KEN(ReBORN経堂/2018年K-1初代クルーザー級王者決定トーナメント3位)
vs
植村真弥(ウィラサクレック・フェアテックス幕張/WMC日本ヘビー級王者)
▼第4試合 フェザー級(57.5kg)3分3R延長1R
佐野天馬(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/Bigbangフェザー級王者)
vs
TETSU(月心会チーム侍)
▼第3試合 スーパー・バンタム級(55kg)3分3R延長1R
林 勇汰(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)
vs
佐々木洵樹(ささき・じゅんき/POWER OF DREAM)
▼第2試合 スーパー・バンタム級(55kg)3分3R延長1R
亀本勇翔(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)
vs
出貝泰佑(TEAM GYAKUSAN)
▼第1試合 スーパー・ライト級(65kg)3分3R延長1R
竹内悠希(K-1ジム五反田チームキングス)
vs
眞暢(TEAM ONE LINK)
▼プレリミナリーファイト第3試合 スーパー・フェザー級(60kg)3分3R
ソルデティグレ・ヨースケ(Team Yosuke)
vs
聖也(ウィラサクレック・フェアテックス西川口)
▼プレリミナリーファイト第2試合 バンタム級(53kg)3分3R
橋本裕也(K-1ジム五反田チームキングス)
vs
藤田和希(K-1ジム目黒TEAM TIGER)
▼プレリミナリーファイト第1試合 ライト級(62.5kg)3分3R
川上浩平(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)
vs
安田学登(K-1ジム蒲田チームキングス)
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