2020/09/06（日）UP
（最終更新：2020/09/07 10:10）

シバター（左）は島民の承諾を得、朝倉未来（右）との無人島対決の場所と日程を確保

　9月27日（日）に開催される『RIZIN.24』（さいたまスーパーアリーナ）の第二弾対戦カードが9月4日に発表されたが、そこには人気格闘家でYouTuberの朝倉未来（28=トライフォース赤坂）の名前はなかった。

　同日夜に朝倉はツイッターで「9月は残念ながらなさそうですね　年末に備える」「ファイトマネーとかではなく試合が決まるのが遅いことが原因　残り1ヶ月きっても試合が決まらないようでは選手は困る　こちらとしても10キロ以上の減量をしてるので」とファンに報告した。

前回、朝倉未来の左フックでシバターは撃沈した＝19年11月（朝倉未来チャンネルより）

　選手としては減量などの調整だけではなく、チケットの手配もあるだろう。YouTubeの活動スケジュールもあるので理由は分かる。ただ、完全に「無い」ではなく、「無さそう」と言っているので、わずかに9月参戦の期待を持っていた。すると昨日深夜にプロレスラーでYouTuberのシバターが「無人島で朝倉未来に負けたら、YouTuber引退します」というタイトルの動画をアップした。

　シバターは「朝倉未来と無人島で戦ってきます」と報告。日程も決定したというも「近いうちに戦ってくる」にとどめた。

シバターと朝倉未来の無人島対決は、赤丸をした長島だ（c)google map

　シバターによると、場所は香川県丸亀市からフェリーで約30分で行ける本島（ほんじま/人口約300人）から程近い小さな無人島の長島で戦うという。シバターは「（本島の）漁師や島民の方々に全面協力を頂きました」と準備が整ったことを報告。そして「朝倉未来に負けたら、このYouTubeを抹消し、YouTuber引退します」と宣言。「チャンネルを消すつもりは１ミリもない。朝倉未来に絶対勝つ作戦が私にはある」と絶対の自信を語った。

　ルールについては語られていないが、今年4月にシバターのYouTubeで朝倉に無人島対決を要求した際、無人島で三日間かけて戦うプランだとし、「寝込みを襲うも良し、槍を作るも良し、投石機を作るも良し」と、無人島での戦いは、もはや格闘技の域を超えた特別ルール、サバイバル戦になると語っていた。それを見た朝倉は自身のツイッターで「シバターと無人島対決、面白そうやん！」と乗り気なコメントを出していた。

　シバターと朝倉未来は、昨年11月に愛媛プロレス興行内で対戦し、開始25秒で朝倉未来が左フック2発でKO勝利している。無人島なら勝てると自信を持つシバター。今回の場所、日時決定に関し朝倉からのコメントは今のところ無い。万が一、朝倉が急きょ9月のRIZIN参戦が決まった場合、試合の数日後にシバターとの対戦も考えられる。果たしてシバターの言う３日間のサバイバルマッチは実現するのか。

▼無人島決戦の場所、日程が決まったと伝えるシバター（シバターYouTubeチャンネル）