勝次、新天地の挑戦に見せる覚悟「RISEルールで勝つ練習をしてきた」
12月16日(土)東京・両国国技館にて開催の『RISE WORLD SERIES 2023 Final Round』の[スーパーフェザー級ワンマッチ]で常陸飛雄馬(TARGET SHIBUYA/同級3位)と対戦する勝次(TEAM TEPPEN)が11日、所属ジムにて公開練習を行った。
勝次は76戦47勝(20KO)19敗10分の戦績を持つ大ベテラン。古巣の新日本キックから卒業し、TEAM TEPPENに電撃移籍した。新日本キック時代にはWKBA世界スーパーライト級王者、第7代新日本キックボクシング協会ライト級王者となっている。現在は3連勝中と波に乗る。
対する常陸は持ち前の強打、打たれ強さを武器とするYA-MANの後輩。テコンドーをバックボーンに持ち、2016・2017年全日本学生キックボクシング連盟フェザー級王者の実績を持つ。昨年9月には笠原友希を衝撃KOで下したことで注目を集めたが、現在はチャンヒョン・リー、大雅を相手に2連敗中。
公開練習で勝次は、蹴りとパンチのコンビネーション中心のミット打ちを披露。那須川会長から「勝次は大食いなんだよな」とからかわれるなど、新しいジムに馴染んできた印象を与えた。
これまでヒジ打ち有りのキックルールから、ヒジ打ちなしのRISEルールに初挑戦する勝次は「ヒジ打ち有り、無しだと距離や駆け引きなど違ってきます。TEPPENジムに移籍してきて、RISEで勝つための練習をしてきました。新しくなった勝次を楽しみにしていてください」とアピールした。
勝次は新日本キックや他団体では61.2kgで試合をしてきたが、RISEでは60kgのスーパーフェザー級が主戦場になる。「10代以来ですね60kgまで落としての減量は。もともと体が小さいので、この階級でも問題ないんですが、どうなるかはやってみてからですね」と、36歳の新しい挑戦を楽しんでいる様子。
対戦相手の常陸飛雄馬に対しては「パンチのタイプだと思いますが、僕もカウンターとか打ち合い得意なんで。60kgではチャンヒョン・リー選手、大雅選手、そして常陸選手の3人と、誰がチャンピオンになってもおかしくない実力があると思っています」と評価する。
さらに「ボコボコにされたら考えないといけないですが、3人でベルトを回す感じだと面白くない。60kg級に、もう一人加わりたい」と勝って名乗りを挙げるつもりのようだ。
目指すのはチャンピオンのチャンヒョンの首になるが、勝次が常陸を倒せるかが大きなターニングポイントになりそうだ。
▶次ページは、【動画】勝次、大月晴明を“強烈”ローキックでKOする瞬間
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