【K-1】“イタリアビースト”クラウディオ、カリミアンからダウン奪い決勝進出!ローブローなど試合は大荒れ
(株)M-1スポーツメディア
『ReBOOT~K-1 ReBIRTH~』
2023年9月10日(日)神奈川・横浜アリーナ
▼第11試合 K-1 30周年記念無差別級トーナメント・準決勝(1)/3分3R・延長1R
●シナ・カリミアン(イラン/SINA ARMY/初代・第3代K-1 WORLD GPクルーザー級王者)
判定0-3 ※三者とも27-28
〇クラウディオ・イストラテ(ルーマニア/ISKAヨーロッパ ヘビー級王者)
“イランの英雄”カリミアンは、初代・第3代K-1 WORLD GPクルーザー級王者。18年に過酷なワンデートーナメントを制して以来、長年K-1のリングに君臨。過去にはKO負けも経験し、王座を明け渡したが、21年3月に王座に返り咲くと、それ以降は連戦連勝。本日のトーナメント初戦では、ドイツのケリム・ジェマイを3RKOで下している。
【動画】“イタリアビースト”がカリミアンからダウンを奪う瞬間
対するクラウディオは、“イタリアのビースト”と呼ばれ、昨日の計量時点では108.6kgを記録。戦績は、83戦59勝(33KO)21敗3分。初戦では’’優勝候補’’サッタリに初回KO勝ち、その剛腕を見せ付けている。
1R、クラウディオが左右フックを振り回す。カリミアンは右ローを蹴ってサークリングする。クラウディオが左フックをヒット、追い打ちの右フックを当てて、パンチ連打でスタンディングダウンを奪う。カウンターを被弾するカリミアンだが、落ち着いてボディ打ちで応戦する。
2R、カリミアンが右ローで先制。クラウディオの前進に対して、カリミアンが顔面前蹴りをヒット。パンチ連打で攻めるカリミアンは、クリンチ際で後頭部にパンチを打ってしまい、注意が与えられる。
カリミアンは左右フックをクラウディオのガードの上からヒット。カリミアンの蹴りがローブローとなり、一時中断。再開後、ややスタミナが切れたクラウディオに対して、カリミアンが左ジャブ連打、細かいパンチをヒット。クラウディオはコーナーに詰まってしまうが、アッパーのカウンター。カリミアンの攻撃が後頭部に当たってしまい、警告が与えられる。ラウンド終了後、カリミアンの右フックがレフェリーに当たってしまった。
インターバル終了後、クラウディオ陣営から抗議が。おそらくカリミアンの反則に関してなのか。カリミアンのパンチを被弾した、箱崎レフェリーにドクターチェックが与えられる。その後、カリミアンのラウンド終了後の攻撃に対して、減点が与えられる。
3R、ポイントでは後がないカリミアンの蹴りがローブローに。再開後、クラウディオが近距離で後頭部への攻撃を放ってしまい、場内からブーイング。反則が続いてしまい、カリミアンにインターバルが与えられる。クラウディオに警告が与えられる。
再開後、カリミアンは左ジャブを突き、前進する。クラウディオはスタミナ切れからか、手数が落ちる。カリミアンはパンチ連打で大逆転を狙うが、クラウディオは何とか耐えて左フックのカウンター。カリミアンは攻め続けるも、ダウンを奪うことが出来なかった。
ジャッジ3者はダウンを奪ったクラウディオを支持。ローブロー、後頭部反則など大荒れとなった戦いを制し、決勝戦へ進出した。
▶次ページは【フォト&動画】“イタリアビースト”がカリミアンからダウンを奪う瞬間
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