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「THAI FIGHT」見どころ

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2011/07/31(日)UP

 8月7日(日)東京・有明コロシアムで開催される『THAI FIGHT EXTREME JAPAN』に、ムエタイスーパースターズが来襲! フランス人ムエタイ選手と「インターナショナル・チーム」を結成し、日本人選抜の「チーム・サムラ イ」と6vs6の対抗戦を行う。インターナショナル・チームには、K-1で2度世界王者になったあのブアカーオ・ポー.プラムックも名を連ねている。

●THAI FIGHTとは何か?

“立ち技最強格闘技”として知られるタイの国技、ムエタイをより多くの人々にエ ンターテインメントとして広めることを目的とし、昨年8月から12月にかけて3大会で世界16カ国のトップ選手によるワールドトーナメントを開催したのが 『THAI FIGHT』である。同大会はタイ国内で生中継されたほか、地上波やケーブルテレビにて世界140カ国以上で放映された。

 今年はさらにバージョンアップし、世界5カ国での開催を発表。記者会見には副 首相が出席するなどタイ国から完全なバックアップを受け、官公庁やスポーツ省、文化省もサポート。民間企業スポンサーもISUZUとYAMAHAの現地法 人、タイの石油公社、タイ航空などが付いている。これまでのムエタイのイメージを塗り替えるような大規模なスケールで展開されるムエタイ大会、それが 『THAI FIGHT』だ。

 ルールは試合時間を3分5Rから3分3Rに短縮した以外は、通常のムエタイルールが採用される。パンチ、キックに加えてヒジ打ち、ヒザ蹴り、首相撲、つかんでの攻撃などが認められる。日本でブアカーオがムエタイルールで戦うのは2002年の初来日以来約9年ぶりだ。

●チーム・サムライは何勝できるのか?

 ムエタイファンにはたまらないスーパースターたちがやって来る。ヨーセングラ イ・フェアテックスはWBCムエタイ世界スーパーウェルター級王座、ルンピニースタジアム認定ウェルター級王座をはじめ計8冠王に輝いたことがあり、アグ レッシブなファイトスタイルでヨーロッパでも人気を博している選手。

 スック・サコーンは身長180cmと長身で、強烈なローキックと右ストレートを持つ。ムエタイならその実力はブアカーオ以上ではないかと言われ、ヨーロッパで非常に人気の高い選手。

 サイヨークはプロムエタイ協会ウェルター級王者、元WMCスーパーライト級王 者、元ラジャダムナンスタジアム認定スーパーライト級王者であり、2008年8月に来日した際にはダイスケ・ルークハマッコにハイキック一発で1RKO勝 ちしている。鋭いヒジを得意とし、やはりアグレッシブな試合内容でヨーロッパでも人気のある選手だ。

 そして、ブアカーオは言わずと知れたK-1 WORLD MAX世界トーナメントを2度制し、引退した魔裟斗とは1勝1敗と五分の戦績。昨年はシュートボクシングの立ち技世界最強決定トーナメント『S- cup2010』に参戦し、見事優勝を勝ち取ってムエタイの強さを証明した。この『THAI FIGHT』にエース的存在として君臨している。

 タイのムエタイ・スーパースターズとチームを結成するのは、フランスのファビ オ・ピンカとヨハン・リドン。ピンカはムエタイの本場タイでも高く評価される選手で、2010年THAI FIGHT 67kg世界トーナメントで優勝。その名を世界に轟かせた。リドンはWBCムエタイ世界ミドル級王座に加えて、ヨーロッパ最大の立ち技格闘技イベント 『IT’S SHOWTIME』の73kg級王者でもある。

 この世界最強ムエタイ軍団を迎え撃つのは、『PRIDE』や『SRC』で知られる総合格闘家の郷野聡寛(リドンと対戦)、WBKF世界&J-NETWORKスーパーウェルター級二冠王の牧野智昭(ブアカーオと対戦)、K-1 WORLD MAXでも活躍した白須康仁(ヨーセングライと対戦)、大和哲也の弟分で今年5月のTHAI FIGHTフランス大会でピンカにTKO勝ちする大番狂わせを起こした大和侑也(ピンカと再戦)、WPMF日本ミドル級9位のTOMOYUKI(スック・ サコーンと対戦)、元・日本ライト級1位の高修満(サイヨークと対戦)のチーム・サムライ6名。

 圧倒的な実力を持つインターナショナル・チームから、チーム・サムライが果たして何勝を奪えるか? ムエタイ世界トップクラスのテクニックと実力とは? 決戦の火蓋は8月7日(日)15:00~東京・有明コロシアムで落とされる。

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