【UFC】上海で記者会見、中国から新たに参戦決定
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11月25日(土・現地時間)中国・上海メルセデス・ベンツ・アリーナにて開催される『UFC FIGHT NIGHT:中国』の記者会見が、9月25日(月)中国・上海にて行われた。会見にはメインイベントで対戦する元UFCミドル級王者アンデウソン・シウバ(ブラジル)とUFCミドル級8位ケルヴィン・ガステラム(アメリカ)が出席。
上海体育総会事務局(上海スポーツ連盟事務局)ならびに上海スポーツイベントマネジメントセンターの事務局長を務めるヤン・グオハオ氏は、「世界最高峰の総合格闘技団体であるUFCが中国本土での初開催地として上海を選んでくださったこと、中国のファンに初めてのライブイベントを体験する機会を与えてくださったことに心から感謝しています」と挨拶。
会見でUFCは新たな2人の中国人ファイターとして、女子ストロー級ウー・ヤナン(8勝1敗)とヤン・シャオナン(7勝1敗1無効試合)と契約したことを発表した。
中国武術・散打(さんだ)で活躍してきたウーは、女子バンタム級のジーナ・マザニー(アメリカ/4勝1敗)を相手にデビュー戦。マザニーは元UFC女子バンタム級王者ミーシャ・テイトがコーチ役を務めた『ジ・アルティメット・ファイター(TUF)シーズン18』に出演した選手であり、母国でUFCデビューを果たすウーを打ち負かそうと意気込んでいる。
オールラウンダーのMMA(総合格闘技)ファイターである28歳のヤンは散打、ムエタイ、 レスリング、ブラジリアン柔術のスペシャリストだと言われており、デビュー戦でケイリン・ カラン(アメリカ/4勝5敗)を相手にその技術を披露することになる。中国のファンの声援を一身に浴びて、初戦白星を狙うヤンの一方で、カランは連敗脱出を目指す。
また、UFCでの活躍が目覚ましい“ザ・リーチ”ことリー・ジンリャン(中国/13勝4敗)が出席し、同じ中国出身のワン・グワン(18勝1敗1分)と共に大会に出場することを発表した。
UFCアジア太平洋地域統括責任者を務めるケビン・チャンは「中国本土で初のUFCイベントを開催すると発表して以来、その反応はとても大きなもので、熱狂的なファンたちからは圧倒されるほどの支援をお寄せ頂き、本当に嬉しく思っています。UFCにとって歴史的な瞬間となる今回のイベントはこれまで行われてきたUFCのアジアイベントの中で最大の興奮をもたらす ことになるでしょう」とコメントしている。
さらにWME-IMG中国の音楽&ライブエンターテイメント担当副社長のヘ・デビッドは次のように語る。
「我々はUFCが中国市場に打って出るタイミングを図ってきましたが、今がその時だと実感しています。中国でMMAは急速に発展しており、ファンの数も急増していますので、今回は主力スポーツとして成長していく上で最初の一歩になるでしょう」
加えて、『Sina Sports(新浪体育/シナスポーツ)』が、UFCと共に中国初のUFCオクタゴンガールを発掘すべく、中国国内でフィットネス大会を開催した。美しく健康的な中国人女性の関心は非常に強く、UFCは1人ではなく、2人の女性を選出した。
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