【ZST】“ミスターGT-F”太田が一本勝ちで3度目の優勝
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ZST事務局/ZSTインターナショナル
「プロ・アマGT-F賞金争奪オープントーナメント2014」
2014年1月12日(日)東京・ゴールドジムサウス東京ANNEX
▼ライト級(70kg以下)決勝戦 5分2R
○太田裕之(OFC)
一本 2R4分10秒 ※スリーパーホールド
●竹内 稔(パラエストラ東京)
プロ、アマチュア混合で行われるグラップリング(総合格闘技からあらゆる打撃を抜いた組み技のみの競技)大会『プロ・アマGT-F賞金争奪オープントーナメント2014』が開催された。
ライト級の決勝はZSTのプロ選手である太田と、プロ修斗の選手である竹内で争われた。
太田は2011年と2013年のGT-Fで優勝の実績を持ち、今大会では準決勝以外全て一本勝ち。竹内は準決勝で昨年準優勝の戸井田カツヤを破っての決勝進出。
1Rは、ほぼスタンドでの組み手争いに終始。竹内がバックを奪う場面もあったが、大田がアームロックで切り返す。さらに竹内はスタンドで首を取りにいった。
2R、竹内が2度のテイクダウンを奪ったが、太田はその度に立ち上がる。残り2分でバックを奪われた太田がアームロック狙いからさらにバックを奪い、スリーパーを極めて逆転勝利。3度目の優勝を飾った太田は、「GT-Fが僕のリングです!」と叫んだ。
▼フェザー級(65kg以下)決勝戦 5分2R
○牧野仁史(リバーサル東京)
一本 1R2分26秒 ※ヒールホールド
●水洗裕一郎(X-TREAM柔術)
フェザー級決勝は、“アイアム・イケメン”のキャッチフレーズでZST本戦のグラップリングマッチに出場している牧野と、ブラジリアン柔術の大会で数々の実績を残している水洗の対戦。水洗は準々決勝、準決勝で一本勝ち、牧野は準々決勝で一本勝ちを収めている。
水洗が上のポジションをキープして優勢だったが、牧野は下から水洗の足に絡みつき、身体をひねると同時にヒールホールド。これが見事に極まり、昨年は準優勝に終わった牧野が今年は勝利の雄叫びをあげた。
▼バンタム級(60kg以下)決勝戦 5分2R
○嶋田裕太(ネクサセンス)
判定3-0
●村田卓実(和術慧舟會東京道場)
嶋田はブラジリアン柔術のブラジル大会で優勝、世界選手権では準優勝と日本が世界に誇る紫帯選手。村田は昨年の優勝者で柔道二段、ZSTやパンクラスのリングに上がるプロ総合格闘家。
1R、上のポジションの取り合いとなり、嶋田がバック、サイドポジションを奪い、終盤には肩固めの体勢に。
2R、上からのガブりを多用する村田に対し、嶋田はバックを狙いにいく。バックを奪った嶋田が一度は離れるも、再びバックを奪ってスリーパー狙い。そのままの体勢で試合終了となり、嶋田が判定勝ちでバンタム級を制した。
▼フライ級(55kg以下)決勝戦 5分2R
○八田 亮(ストライプルオハナ)
一本 2R3分9秒 ※腕ひしぎ十字固め
●澤田健壱(パラエストラ東京)
八田は2011年と2012年のGT-Fで準優勝し、ZST本戦でも活躍しているプロ選手。澤田はプロ修斗選手として20戦以上のキャリアを持ち、昨年からZSTに参戦。両者は昨年2月11日にZSTで対戦し、このときは八田がスリーパーで一本勝ちしている。
1Rは両者が足関節技を仕掛け合い、ともに凌ぐというスリリングな攻防。
2Rでも八田のアンクルホールドに澤田がヒールホールドで対抗したが、上のポジションを奪った八田が腕十字。暴れて脱出しようとした澤田だが、八田が腕を伸ばしきって一本勝ちで優勝した。八田は全試合一本勝ちという圧倒的な強さだった。
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