【Krush】王座返り咲きの瀧谷の次期挑戦者は!?

2014/01/23（木）UP
（最終更新：2014/01/24 00:19）

　1月23日（木）都内にてKrushが記者会見を行い、第2代Krush- 55kg級王者・瀧谷渉太（KSS健生館）が出席。1月4日（土）東京・後楽園ホールで行われた『Krush.37』にて匠を判定で下し、王座を奪取した試合を振り返った。

　過去の瀧谷戦は2戦2敗、今回“3度目の正直”を狙う匠に攻め込まれたが「1Rが終わって『ヤバイ』と思いました。今まであれほどの圧力を感じたことはありません。2Rに（左ストレートで）ダウンを取れて気持ちも楽になり、そこから自分らしい試合ができたと思います」という新王者。

　2013年に入り、初代同級王座を返上。地元・豊橋から東京に居を移し、ジムもKSS健生館に移籍した末に再び掴んだKrushのベルト。「東京に出てきて半年、まだ完成形には程遠いですが、（ベルトを獲って）自信につながりました。これを新たなスタートとして、2014年は突っ走っていきたい」と意気込む。

　すでに4月15日（火）東京・後楽園ホールで開催される『Krush.40』への参戦も発表されているが、今後の瀧谷の対戦相手と55kg級の動きに関して、宮田充プロデューサーは次のように語る。
「次期挑戦者は、同じ1月4日に韓国のチェ・ジンスン選手をKOした戸邊隆馬選手が最有力。昨年9月1日の名古屋大会で瀧谷選手と対戦し、良い試合をしています（瀧谷が判定勝ち）。昨年のYOUTH GPを制した大雅選手も伸びてきています。それぞれ今後の伸び次第ですが、55kg級は若い選手が多く、今一番、層が厚い階級。今年はハイペースで試合を組んでいきます」

　この言葉を聞いた瀧谷も「戸邊選手と大雅選手が上がってくると思いますが、自分は誰が来てもいいように練習します」と宣言。

　自身の誕生日でもある4月15日の『Krush.40』には、その戸邊も参戦が決定しており、いきなり両者の再戦が実現するのか。今後の動きに注目だ。