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【巌流島】中国拳法・瀬戸が「アチョー」の意外な効果を実感

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2017/01/04(水)UP

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怪鳥音を出しながらパウンドを打ち込む瀬戸信介

 1月3日(火)千葉・舞浜アンフィシアターにて開催された『巌流島 世界武術団体対抗戦 2017 in MAIHAMA 日本代表 vs 世界選抜』。中堅戦でマーカス・レロ・アウレリオ(カポエイラ/ブラジル)に1R1分38秒、パウンドで一本負けを喫した瀬戸信介(蟷螂拳/日本)が試合のインタビューに答えた。

 巌流島3戦目にしてついに初黒星を喫した瀬戸。「ある程度蹴りの軌道は予測していて、練習通りに対処は出来た。そこでパンチに切り替えてきて“あれ?”と思っている間に詰められてしまった」と、アウレリオがパンチで攻めて来たのが想定外で敗因だったと試合を振り返った。

 瀬戸は試合前、今回の秘策は「ブルース・リーの怪鳥音です」と語っていた。怪鳥音とはブルース・リーが映画の中で技を出す時などに発する「アチョー」などの独特の叫び声のこと。

 実際、今回の試合でも蹴りを出す際に「アチョー」と声を発していたのだが、瀬戸はこの怪鳥音の意外な効果を実感したのだという。

「怪鳥音をやってみたらなかなかいい。僕の定番にしていこうと思っています。練習でやってみたんですが、あれは相手を動揺させるのではなく、ファルセット(高い声を出す)で声を出すから喉が緩むんです。喉が緩むと首の筋肉が緩み、背中の筋肉が緩んで意外と疲れないことが判明しました」と、相手に対してではなく自分に対して効果があると説明した。

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