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【ボクシング】マイク・タイソン、ホリフィールド戦に前向き「助けを必要としている多くの人がいる」

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2020/05/22(金)UP

マイク・タイソン(Photo=Naoki Fukuda)

 チャリティマッチへエキシビションでの復帰が注目されている元3団体ヘビー級王者のマイク・タイソン(53=アメリカ)。現役当時さながらの練習動画も話題だ。タイソンはこれまでホームレスや薬物中毒者、新型コロナ対策へのチャリティーを行なっている。

 そんなタイソンの相手として名乗りをあげたのは何とプロボクシング元世界ヘビー級とクルーザー級ともに3団体王者となったイベンダー・ホリフィールド(57=アメリカ)だった。

現役時代のタイソン。試合で右フックを叩き込み、相手の汗が飛び散る(2004年=Naoki Fukuda)

 5月13日に自身のSNSに練習動画をアップし、イギリスの日刊誌「ザ・サン」では、タイソンと3度めの対戦をエキシビジョンで行いたいと語っている。ホリフィールドは新型コロナウイルス対策支援のチャリティーマッチで戦いたいとした。
 ホリフィールドは96年11月、タイソンにTKO勝ちし、WBA世界ヘビー級タイトルを獲得。翌97年6月に再戦した時には、タイソンに耳を噛まれ反則勝ちしている。

 この3度目の対戦は実現するのか。タイソンは5月21日(現地時間)米メディア『TMZ』の動画に出演し「Anything is possible(何でも実現可能)」と語る。

ホリフィールド(Naoki Fukuda)

 そして「それは(ホリフィールド戦)はチャリティーのために素晴らしいだろう。聞いてくれ、助けを必要としている多くの人がいるんだ、助けを必要としている多くの人を助けられるかもしれないんだ」
 ホリフィールド戦をはじめ、対戦可能と考えられるカードは、全て多くの人を助けるチャリティ資金のために実現するということだ。

■タイソンが大きく変わったきっかけとは

瞑想を実演しながら語るタイソン(5月17日、世界瞑想の日に向け=@miketysonより)

 少年時代には非行に走り2005年に薬物(コカイン)や暴力事件で逮捕された経歴を持つタイソン。薬物で血液の流れが悪くなり、関節炎にも苦しんだことから2010年からは食生活をガラリと変えビーガン(植物性食品のみを食べる)となった。ビーガンは動物の命を尊び肉を摂取しない側面もあることから、慈善事業活動にも意識が向いたのかもしれない。ビーガンとなったことで穏やかで落ち着いた性格となり、その後、逮捕はない。

 しかし13年には記者会見で重度のアルコール依存を告白。治療を行なっていると言い「6日間、アルコールを摂取していない。奇跡だ。これまで多くの悪事を働いてきたが、許してほしい。死にたくない。人生を変えたい。もう酒をやらない」と涙ながらに語ったのも大きく変わったきっかけか。
 また、彼は瞑想に取り組んでおり、悟り、覚醒の道を歩んでいるという。そして同日(21日)に行われる「World Meditation Day(世界瞑想の日)に参加すると語った。

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