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那須川天心がボクシング初のTKO勝利、3R終了時点でロブレスが試合を棄権=試合結果

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2024/01/23(火)UP

        

 1月23日(火)エディオンアリーナ大阪にて開催されたプロボクシングイベント『Prime Video Presents Live Boxing 6』のセミファイナル[121ポンド(約54.8kg)契約8回戦]では、ボクシング3戦目の那須川天心(25=帝拳)が3R終了時点にTKO勝利。
 対する世界ランカーのルイス・ロブレス(25=メキシコ)は、4R開始前に右足首を痛めたようで棄権した。

【フォト】那須川天心が3R、ボディを効かせた瞬間

 キックボクシング42戦無敗の“神童”那須川は、ボクシング転向3戦目だ。過去2戦は強敵ながらいずれも判定で勝利している。
  相手のロブレスはWBA&WBO世界バンタム級14位で、15勝(5KO)2敗1分の戦績。今回は世界的名トレーナーのイグナシオ“ナチョ”ベリスタイン氏をセコンドにつけた。

ボディを効かせた那須川天心

 サウスポーの那須川は腰を落とし、じわじわと近づきジャブ。ロブレスは高くガードを上げワンツーで近づくも、那須川のジャブ、左ボディに止められる。

 2Rには、ロブレスが一気にギアを上げ連打で近づくと、那須川は左カウンターを入れ、さらに次々と左ボディをヒットさせる。
 3Rラストには左ボディでロブレスが一瞬止まる。

 しかし4Rにはロブレスがコーナーから出てこない。右足首を痛めたようだ。

右足を痛め、棄権したロブレス

 那須川は「まじで?」と言いつつ「KOっしょ」と、戸惑いながらもTKO勝利を受け入れた。

 試合後のリングで、那須川は「(ロブレスが)足を痛めて、キックの試合みたいですね。前回と比べて進化を皆さんに見せている途中だったんですけど。自分でも強くなっている自信があるので、進化している姿を皆さんに見せられたと思うんですけど、どうですか?今後もしっかり強くなり続けるので、応援していただけると嬉しいです」と観客に呼びかけた。

勝利を喜ぶ天心

 そして「今回ダメージがないので、次もすぐやりたいなと思います。今までで一番軽い体重でやったんですけど、もっと下のバンタム級でやっていけると実感したので、バンタム級には日本人で強い選手がたくさんいるんですけど、世界を狙っていくので皆さん待っていてください」と、本格的にバンタム級戦線で試合をしていくことを示唆した。

 今回の勝利でロブレスのランキングを奪取となれば、早くも世界挑戦が射程圏内となる。那須川の次戦はいつ、どんな対戦相手になるのか。目が離せない。

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※全試合結果はこちら

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