【ONE】ディベラ、伝説サムエーを破りストロー級暫定王者に!正規王者のプラジャンチャイに挑戦表明
『ONE 172: 武尊 VS ロッタン』
3月23日(日)さいたまスーパーアリーナ
▼第10試合ストロー級 キックボクシング 暫定世界王者決定戦(3分5R)
〇ジョナサン・ディベラ(イタリア/カナダ)
判定3-0
●サムエー(タイ)
※ディベラがストロー級暫定世界王者となった
ディベラはキックボクシング12戦全勝、プロボクシング2戦全勝とパーフェクトレコードを持つ実力者。22年10月のONE初参戦でストロー級キックボクシング王座決定戦へ挑みジャン・ペイメンにダウンを奪い勝利し、新王者となった。23年10月にダニエル・ウィリアムスを下し初防衛に成功も、24年6月にプラジャンチャイ・PK・センチャイに判定で敗れ、王座から陥落。12月にルイ・ボテーリョから勝利、今回を迎える。
サムエーは400試合以上を戦い、輝かしいキャリアを築き上げてきた元ONEフライ級ムエタイ世界王者。ムエタイ界ではルンピニースタジアム、プロムエタイ協会で複数の階級でタイトルを獲得し、史上最高のムエタイ選手の一人とされる。23年6月には、暫定ストロー級ムエタイ世界王座決定戦でプラジャンチャイにKO負けも、アクラム・ハミディ、ジャン・ペイメンを下し、今回の暫定王座挑戦の権利を手にした。
1R、互いにサウスポー構え。ディベラは左カーフキックを連発。サムエーは左ハイキックを返す。さらにサムエーは左ストレートを放つ。ディベラは左ストレートをアゴヘヒットし、インローを前足へ。サムエーは左カーフキックを入れる。出入りをするディベラは、左ストレートをヒットして会場から歓声があがる。サムエーは左ハイキックを狙うも、ディベラはボディからローキックを連発させた。
2R、ディベラは出入りをしながら左カーフキックでダメージを与えていく。動きが止まるサムエー。ディベラは右、左のパンチをヒットして追い込む。サムエーも蹴り返すが、効果は少ないか。ディベラは左のカーフキック、右フックでKOを狙う。サムエーは下がりながら左ハイキック。ディベラは踏み込んで右のパンチでアゴを跳ね上げた。防戦一方のサムエー。ディベラは額から出血も、これはバッティングか?
3R、サムエーは左ローキックをヒット。ディベラは左ローキックから右フックで攻撃。プレスをかけるディベラは、左ストレートから右カーフキックを入れていく。サムエーは右フックからヒザ蹴り。左ストレートを決めるディベラ。ここはカーフキックを蹴り合うシーンも飛び出した。
4R、ディベラは左ローキックから右のパンチ。サムエーは左カーフキックを返す。ディベラはパンチを放つも、サムエーが動きを読んできたのかカーフキックが当たり始める。ディベラは少し動きが遅くなり、疲れが出ているのか。サムエーがヒザ蹴りも、ディベラは右フックをヒットさせる場面もあった。
5R、ディベラは右ボディから左のフックで攻め立てる。サムエーは左の蹴りを放っていくも、ディベラの圧力を押される形か。サムエーはカウンター待ち。ディベラは積極的にパンチを放つも、ディフェンスも堅い。ディベラの左がサムエーのアゴを跳ね上げる。勝負は判定となり、3-0のユナニマス判定でディベラが勝者。ディベラが暫定王者となった。
ディベラは「こんにちは。東京(日本語で)!尊敬しているサムエーはレジェンドで辛かったんですけど、脚を蹴られて痛かったけど大丈夫でした。正規王者のプラジャンチャイが見ていると思いますが、よければ僕の故郷のデンバーでやりましょう!」とアピールした。
●編集部オススメ
・【結果】3.23『ONE172』武尊(たける)vsロッタンほか全試合
・【結果】3.23『ONE172』武尊(たける)vsロッタンほか全試合
・武尊vsロッタン、野杁正明vsタワンチャイほか『ONE 172』試合開始と放送予定は何時から?=3.23
・武尊が”過去最高”バキバキ腹筋で計量パス!ロッタンと至近距離フェイスオフ「全力で殴り合う」
・野杁正明、盛り上がる上腕二頭筋で計量パス!“世界最強”タワンチャイを「必ずKOする」
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
最新情報をお届けします
TwitterでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!
Follow @efight_twitインスタグラムでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!