【Invicta FC】無敗の女王ジャンジィローバ、一本勝ちで初防衛成功
▼バンタム級 5分3R
○リサ・スパングラー(27=アメリカ)
判定2-1 ※28-29、30-27、29-28
●シャノン・ヤング(22=アメリカ)
ヤングは2015年4月にプロデビューし、アメリカの老舗団体『King of the Cage』(通称KOTC)などで現在までに4戦全勝の戦績をマーク。『Invicta FC』には今大会で初参戦となる。対するスパングラーは今年5月にInvicta FCで迎えたプロデビュー戦を勝利で飾り、今回が2戦目だ。
1R、ヤングは左の横蹴り、掛け蹴り、内回し蹴りを放ってはすかさず左フックにつなげる独特の攻め。スパングラーはヤングの蹴りにパンチを合わせていくが、左右フックが大振りになったところで左ジャブを被弾して鼻から流血する。
2R、開始早々にヤングの左の横蹴りがスパングラーの顔面にヒット。ヤングはさらに左の前蹴りや踵落としも繰り出す。スパングラーはこれに構わずパンチを振るいながら前に出て、ヤングの体をたびたび仰け反らせる。しかし、ヤングはクリーンヒットを許さない。
3R、スパングラーがパンチのラッシュで仕掛けて勝負に出ると、ヤングもケージを背負いながら左の顔面前蹴りで応戦。スパングラーはヤングの軸足に右ローを入れて転倒させる。スパングラーは立ち上がろうとしたヤングを押し倒しながらマウントを奪ってパンチを落とした。
前半はヤングの蹴り技に苦戦したスパングラーだが、後半に意地の追い上げを見せてスプリット判定で勝利を飾った。
▼ストロー級 5分3R
○マロリー・マーティン(24=アメリカ)
TKO 3R 1分05秒
●アシュリー・ニコルス(32=カナダ)
※マーティンは前日計量を1ポンド超過したため、ファイトマネーの25%を罰金として科したうえで試合実施。
マーティンはこれまで中国の『Kunlun Fight』、アメリカの『Invicta FC』と『LFA』で5試合を戦い、戦績は3勝2敗。現在2連勝中と好調だが、今大会は前日計量をクリアーできず、罰金を科されたうえで試合に臨む。
対するニコルスは3勝2敗の戦績を持ち、今年1月のInvicta FCデビュー戦ではシャノン・ジェイコブソンに判定負け。3月にはヨーロッパ最大のキックボクシング団体『GLORY』で、当時のGLORY女子バンタム級王者アニッサ・メクセンとノンタイトル戦で対戦し、判定で敗れたものの獅子奮迅の戦いぶりを見せた。今大会が再起戦となる。
1R、ニコルスがスピードのある左ジャブから左インローや右ローも蹴る。マーティンは前に出ようとしたところで、ニコルスの鋭い右ストレートを被弾してダウン気味に尻餅を着く。しかし、すぐに立ち上がったマーティンも、中盤にマーティンがタックルでテイクダウンに成功し、以降はトップをキープする。
2R、マーティンが早々に組み付いて、ニコルスをケージに押し込みながら体勢を崩させてテイクダウンに成功。マーティンがトップをキープする時間が続き、残り1分のところでスタンドに戻されると、劣勢のニコルスは積極的にパンチを振るって前に出る。
3R、序盤にマーティンがニコルスのパンチを搔い潜りながらのタックルでテイクダウンに成功。ここで勝負に出たマーティンはすかさず右エルボーを連打して、ニコルスを防戦一方に追い込み、レフェリーストップを呼び込んだ。マーティンがTKO勝ちで3連勝を飾った。
▼アトム級 5分3R
○ミランダ・マーヴェリック(アメリカ)
一本 1R 3分26秒 ※アームバー
●ヴィクトリア・レオナルド(アメリカ)
▼アトム級 5分3R
○ケリー・ディアンジェロ(アメリカ)
判定3-0 ※30-27、30-27、29-28
●リンジィ・ヴァンザント(アメリカ)
▼ストロー級 5分3R
○ケイ・ハンセン(アメリカ)
TKO 3R 4分16秒
●ヘレン・ペラルタ(アメリカ)
▼フェザー級 5分3R
△オードリー・ウルフ(アメリカ)
ドロー 判定0-0 ※三者とも28-28
△ホーリー・サラザー(アメリカ)
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