【ボクシング】大出血の王者・堤聖也が激闘制しV3、“賞金1000万円”T決勝へ進出
8月30日(水)東京・後楽園ホールにてプロボクシング[日本バンタム級タイトルマッチ&同級モンスタートーナメント準決勝]が行われ、王者・堤聖也(27=角海老宝石)が 同級2位・増田陸(25=帝拳)に判定3-0勝利した。
堤は3度目の防衛成功と、”賞金1000万円”トーナメント決勝進出を果たした。
【フォト】血染めの王者・堤がバチバチに打ち合う!深すぎる傷もクッキリ
堤は8勝(7KO)2分、挑戦者の増田は3戦全勝全KOで、無敗対決だ。
増田はプロ4戦目で日本タイトルを獲れば、辰吉丈一郎、井上尚弥と並ぶ記録がかかっている。
両者は大学時代にアマチュア戦で対戦しており、堤が判定勝利している。
互いにサウスポーの両者、1回から互いにジャブの差し合いで一進一退も、前に詰める堤は、増田の左での被弾が目立つ。
4回には、堤が強引に前へ出てまとめようとするも、増田の左アッパーをもらい右目上が出血してしまう。
5回終了時点の公開採点では、僅差の2-1で増田が有利。
後半は堤が接近戦に持ち込み、互いにワンツーの相打ちが見られるも、堤のヒットが多いか。しかし堤は出血が目立つ。
最終10Rになると堤の顔面の左半分は血染めの凄まじい形相に。しかし堤は最後まで力強い左を当てていった。
判定は2者が96-94、1者が97-93で、堤が逆転勝利。後半、流血も構わぬ気合の攻めで王者がV3を達成、モンスタートーナメント決勝へ駒を進めた。
堤はマイクで「思っていた通りタフな試合になった」と激闘を振り返る。
5R終了時点での採点は増田有利だったが「4(回)くらいからそろそろ行こうかなと。序盤取られても後半から俺のペースになるからっていう作戦だったので」と苦しかったが思った通りに進んだと語った。
もう一つの準決勝では同級12位の穴口一輝(真正)が、同級4位の梅津奨利に勝利した。両者は12月に対決となる。
堤は「まずは傷をしっかり治したい。穴口選手も強い選手。対策を練って頑張りたい」と意気込んだ。
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