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【月間ベストファイター・8月】五輪女子レスリング”金”須﨑優衣、怪我を乗り越えた完全試合、22年の抱負も

■須﨑が東京五輪で快進撃、アンクルホールドも話題に

【動画】須﨑優衣がわずか96秒テクニカルフォール勝ちで優勝を決める瞬間

■須﨑が東京五輪で快進撃、アンクルホールドも話題に

 8月6日、7日の2日間に渡り、千葉・幕張メッセAホールで繰り広げられた東京五輪レスリング女子女子50kg級の戦い。1回戦の対戦相手ナムーンツェツェグ・ツォグトオチル(モンゴル)に対し、バックに回って2ポイントのオリンピック初得点を獲得した所から、須﨑の快進撃はスタートした。
 順調にポイントを重ね、第1ピリオド終了間際の2分48秒、10-0のテクニカルフォール勝ちで危なげなく初戦突破を果たすと、2回戦でもルシアヤミレト・ジェペスグスマン(エクアドル)を寄せ付けず、2分44秒テクニカルフォール勝ち(10-0)を収めた。

 勝てば銀メダル以上が確定する正念場の準決勝。相手は強敵マリヤ・スタドニク(アゼルバイジャン)だったが、2014年のジュニア時代から未だ国際戦負け知らずの須﨑は、自信のオーラさえ感じさせて前回のリオ五輪銀メダリスト(48kg級)と対峙した。

 須﨑が1ポイントリードして迎えた第2ピリオド。力強いがぶり返しで4ポイント奪取に成功すると、流れを途切れさせずバックに回り2ポイント、さらにアンクルホールドでローリングを連続で決め、3分47秒、テクニカルフォール勝ち(11-0)で見事決勝進出を決めた。

■満身創痍。それでも成し遂げた歴史的偉業

東京五輪で優勝し日の丸を掲げ試合場を走る須﨑優衣(getty)

 決勝の相手はスン・ヤナン(孫亜楠=中国)。前回リオ五輪では当時の最軽量級48kg級で銅メダルを獲得しているが、勢いに乗る須﨑の敵ではなかった。 バックに回り2ポイントを先取した須﨑は、アンクルホールドで相手の足首をしっかりロックすると、一気にローリング。まさに電光石火の勢いで2回、3回、4回と回し続け、ポイントを重ね、なんと全4試合中最短となる1分36秒でテクニカルフォール勝ち(10-0)を決めた。
 試合後には「今の自分があるのは関わってくれた全ての人のおかげ 」と感謝を口にし「本当に夢みたいです 」と観劇も喜びもひとしおだった須﨑。

 日本オリンピック史に残る偉業を成し遂げた22歳の金メダリスト。なぜ2021年8月に、心身のピークを持ってくることができたのか。この質問に、実は身体は決して万全ではなかったことを須﨑は明かした。

「(2021年) 4月のアジアオリンピック予選の前には肉離れをして、オリンピック予選に出られない危機がありました。またオリンピック前も中臀筋を怪我してしまいました。怪我をしないことが一番なので、ケアの面でも今後重点的に頑張りたいと思います」

 満身創痍のなかで最高のパフォーマンスを見せられたのは、「誰よりも練習してきた 」という自分自身への絶対的な信頼と、「今度こそ支えてくれた人を裏切らない。必ず笑顔で終わる 」という堅い決意も大きかったのだろう。

▶︎次ページ:実は19年に一度、ライバルに敗退し五輪出場がほぼ消滅していた!オリンピックへの大きな壁、その時、須﨑は――

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